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【5月17日】気配り

公開日
2023/05/17
更新日
2023/05/17

校長のひとりごと

 今日午前中は、体育祭リハーサルでした。開会式、各学年種目、各学年大縄跳び、ブロック対抗リレーなどを行いました(写真上:3年大縄跳び、中:大縄跳びの結果発表、下:ブロック対抗リレー)。
 子どもたちは、とても5月中旬とは思えない暑さの中、本当によく頑張っています。リハーサルのあとは休憩を取りながら、ブロックアピールの練習に真剣に取り組んでいます。今日は午後から1時間の授業後、部活動なしで下校となります。しっかり休息をとって、明日からの頑張りに繋げてほしいです。

 それにしても、大野東中には、挨拶が素晴らしかったり、礼儀が素晴らしかったり、気配りが素晴らしかったりする子どもたちがたくさんいます。
 朝、本部テントに行くと、素敵な笑顔付きの「おはようございます」を言ってくれる子。リハーサル中、私が本部に座って見ているときに、私の前に係として準備していた3年生の子は、後ろの私に気づくと「あ!校長先生、すみません」と言いながら、さっと移動する子(決して邪魔にはなっていなかったのですが…)。こんなこと、大人でもどれだけの人ができるでしょうか?私は感心するとともに、自分はどうなの?と反省するばかりです。
 昼食をとっていると、職員室に入ろうとする爽やかで素敵な挨拶の声が聞こえてきて、思わず廊下に出てみました。用を済ませて出てきた子は、私を見ると素敵な笑顔付きの「こんにちは!」。いつも素敵な挨拶をしてくれるリーダーの子でした。「いつも素晴らしい挨拶だし、リーダーとしても本当によく頑張っているね!」と言うと、また笑顔で「ありがとうございます!」。そのあと部屋に戻ると、先生に何かをしてもらったのか、また別の子の「ありがとうございました!」という爽やかな声が廊下に響いていました。
 きっと、この子どもたちにとっては「当たり前」の礼儀や気配りなのかもしれません。しかし、私は思います。こんなことが当たり前にできる、身についていることが本当に素晴らしいと思いますし、これがもっともっと広がってほしい。そして、私たち大人も自分はどうなの?と振り返り、子どもたちに負けないような挨拶や気配りができるようにならなければと思うのです。人間が小さい私は、すぐイライラしたり、人のせいにしようとしたり、気難しい顔をしたり…反省することばかりです。

 子どもたちは私たち大人の「学び」でもあります。子どもたちの感性やその姿、頑張りは私たち大人を笑顔にし、勇気や元気をくれます。
 やっぱり子どもたちって素晴らしい!子どもたちってすごい!子どもたちってどこまでも伸びる!そう思います。体育祭練習、1年生にとっては初めての経験できっときつい部分もあるだろうと思います。しかし、きついことも乗り越えながら、先輩たちの姿からたくさんのことを学び、成長してほしいと思っています。全校生徒で創り上げる体育祭。練習はあと3日…。閉会式のときに、「頑張ってよかった!」「このブロックでよかった!」「みんなと一緒でよかった!」「大野東中でよかった」…そんな気持ちになれるように限られた時間の中で、しっかりと取り組んでいきたいと思います。