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にんげん学(第3回)

公開日
2023/09/26
更新日
2023/09/26

お知らせ

 教師の様々な経験等(学生時代の話、人生で一番心に残っていること、私の大失敗、失敗から学んだこと、なぜこの職についたか、私が大切にしていること…など)を大人として、また同じ人間としての立場で子どもたちに語ることにより、子どもたちに勇気や希望を与える時間にしたいと考え、今年度よりはじめた「にんげん学」。本日の話してくれたのは、2年5組担任で英語科の古賀ひかり先生でした。
 古賀先生には、小学生くらいから熱中し、頑張ったものが大きく2つありました。一つは、バレーボール。きついこともたくさんあったけど、様々な経験をし、たくさんの仲間に出会えました。もう一つは、テレビCMの中で、同じ年くらいの子どもが英語をスラスラと話す姿を見て始めた英会話。将来は、英語を使った仕事をしたいと考えていました。大学入試を受けるとき、当時少しでも楽をしたいと一度は短大に進みましたが、入学後、やはりもう一度、4年生大学に進んでもっと勉強し教師の道へ、と考えました。親を説得し、編入して4年生大学に進んだ古賀先生。仲間はすぐにでき、順調と思われた教員免許取得…しかし諸事情で教育実習にいけない。一度別のところに就職し、様々な経験を積みながら、教員免許を見事取得。そして、現在に至ります。
 古賀先生は最後に、子どもたちにこんなメッセージを伝えてくれました。
◆教師になるまで「遠回り」をして、苦労もしたけど、その苦労こそが今の自分の力になっています。様々な経験によって、考え方も変わり、自分が成長できました。
◆皆さんも、つらいこと、きついことあるかもしれないけど、そのときも逃げずに乗り越えてほしいです。周りには、きっと助けてくれる人、支えてくれる人がいます。皆さんは一人じゃないですから…

 きっと子どもたちの心に響いたはずです。真剣に聞く子どもたちの姿がそれを物語っています。古賀先生、ありがとうございました!