【1月9日】2024年のスタートです
- 公開日
- 2024/01/09
- 更新日
- 2024/01/09
校長のひとりごと
1月1日の能登半島の地震…。被害状況が日に日にわかるにつれ、あの地震の大きさを思い知らされました。現在、死者168名、安否不明者323名。毎日のように報道される映像を見ながら、胸が痛くなる日々です。家族や友人、知人を「突然」の地震によって失う悲しみは、到底計り知れません。家が倒壊したり流されたりして厳しい避難所生活。先行きの見えない状況での絶望感。それでも力を合わせ、助け合い力強く生活していらっしゃる方々。そして命がけの救出作業をされる方々、懸命な支援をされる方々の素晴らしさに感動します。自分にもできる小さな支援をしたいと思います。それと同時に、今ある命を大切にし、今日というかけがえなのない日を精一杯に生きていかなければと思います。
始業式の私の話では、上記のような能登地震のこと、命に感謝すること、たくさんの方に感謝すること、今日という日を大切にすることなどの話をしたあとに、「物事を成し遂げていくときに大切なこと」について伝えました。
みなさんは、「アイザック・ニュートン」を知っていますか?そうです。木からりんごが落ちるのを見て、「万有引力の法則」を発見したといわれた人です。「偶然、発見した!」という風にいわれることがありますが、実は違います。ニュートンは、世紀の発表になる「何かがある!」といつもいつも執念深く考えていたのです。いつか必ず大発見してみせるという目標と信念があったのです。だから、発見できたのです。ニュートンが、こんな言葉を残しています。
『価値ある発見の要因とは、才能ではない 忍耐強く注意を払う力である』
この言葉からわかることは何か?それは、物事を成し遂げるにはまず、自分自身が「こうしたい!こうなりたい!」という「しっかりとした強い志(こころざし)や目標」を持っていること。そして、諦めずにこつこつと続けていく「忍耐強さと注意力」が重要であるということです。
「どうせ私なんて…」「夢なんか…」と思う人もいるかもしれませんが、何でもいいです。「なりたい自分」「成し遂げたいこと」を少しイメージして「目標」を立ててみることがまずは大事なことなのです。
志や夢・目標は頑張る「エネルギー」になります。がんばるための「モチベーション(行動を起こす動機)」につながります。そして、その目標に向けて、一歩を踏み出し、少しずつ前に進んでいくことこそ大切です。また、その粘り強く頑張る過程がそのあとの人生にも大いに生かされます。何より、一生懸命なとき、人は輝きます!それこそが「生きている」証でもあります。
さあ、新しい年のスタートです。それぞれの目標に向かって皆さん一人一人が輝く年にしていきましょう!
保護者の皆様、地域の皆様へ
2024年がスタートしました。そして年度の締めくくりとなる3学期です。大野東中の子どもたちがキラキラと輝く一年になるように、心新たに教職員一丸となって頑張ってまいります。どうぞ、昨年と変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたしますm(_ _)m