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【1月24日】Well-being

公開日
2024/01/24
更新日
2024/01/25

校長のひとりごと

 本日、雪の心配をしていましたが、大野城市では特に積もるようなこともなく無事に通常登校できました。3年生の一部の生徒は「公立高校特色化選抜入試」だったのですが、無事に試験は終わったようです。
 また、今週月曜からPTAの挨拶運動(1年生保護者を中心に)が行われました。本日は1年生の保護者五名の方が、冷たい風吹く厳しい寒さの中、校門に立って子どもたちにあたたかな「おはようございます!」の挨拶をしていただきました。赤ちゃんを抱いて参加していただいた方もいらっしゃって、改めて、保護者の方々のこのような協力や見守り、ご支援は本当にありがたいことだと思います。また私が、「今日は寒い中、ありがとうございました!」と声をかけると、保護者の方々は「いえいえ、こちらこそ…」と、あたたかな笑顔で応えてくださいました。“笑顔”っていいですね。こんなに素敵な保護者の方々のためにも頑張らなければと思います。
 子どもたちはというと…赤ちゃんを抱いていらっしゃる方のところに近づいて、赤ちゃんに笑顔をふりまいている子、保護者の方に手を振って応えている子たちもいて、素直で優しい子どもたちだなと微笑ましい気持ちになりました。
 そういえば、昨日放課後、下校する子どもたちを見送るために校門に立っていました。一人で帰っていたある子に「今日は寒いね…」と声をかけると、「校長先生も寒いのに、いつも立ってくださってありがとうございます!」と言ってくれました。いつも立てているわけではないのですが、こんなに優しい言葉をかけてくれた子にまたしても感動しました。本当に素敵な子どもたちです。

 さて、突然ですが私の教育理念は、
「生徒、保護者、地域、教職員が『共育』の精神のもと、『共に学ぶ学校』『共に鍛える学校』『共に創る学校』」
 です。来年度へ向けて、私の示す学校経営要綱には、この理念の下に
「当たり前に感謝、互いに感謝、今日に感謝…すべての人の笑顔が溢れる学校へ!Well-beingが向上する学校へ!」
 と付け加えました。最近いろいろなところで言われるこの“Well-being”は、「持続的な幸福、身体的・精神的・社会的に良好で満足した状態」としてこれを目標に掲げて様々な取組も行われています。私は、“Well-being”を考えたときにまず一番大切なことは、「笑顔」と「感謝(ありがとうございます)」ではないかと思っています。人の笑顔を見たとき、人から感謝されたとき、私たちも笑顔になったり、幸福感を感じたり、充実感や満足感を味わったりすることが多いと思っています。ですから、難しいこともいろいろありますが、まずは何より、自分自身が笑顔で過ごすこと、当たり前を当たり前と思わずに感謝すること、そしてそれをきちんと「ありがとうございます」の言葉で表すこと。これをもっと心がけなければと思います。
 私たち教職員のWell-beingが向上し、互いに支え合い、励まし合い、「チーム大東」で力を合わせていくことで、子どもたちのWell-beingも向上する。そのことで保護者の方も地域の方のWell-beingも向上する。逆に、子どもたちのWell-beingが向上すると私たちのWell-beingも向上する…それぞれが笑顔や感謝を広げ形にしていく、また様々な取組をしながら互いの相互作用で、みんなのWell-beingが向上すると私は思っています。
 子どもたちの笑顔や「ありがとうございます!」で、どれだけ私のWell-beingは向上させられていることかと思います。子どもたちも私たち大人も改めて、「笑顔」と「感謝(ありがとうございます)」、これをさらに大野東中として大事にしていけたらと思っています。