2学期終業式
- 公開日
- 2018/12/21
- 更新日
- 2018/12/21
お知らせ
本日、2学期終業式が行われました。
また、生徒に配布した学校通信を掲載します。
校長先生より
大切なのは、今日と明日
「3学期ではなく、2学期にミッション・コンプリート」、生徒のみなさん!それぞれのミッション「志」は、コンプリート「完結」できたでしょうか?
平成30年、「年」の終わりの節目にあたり、これまでの自分をしっかり見つめ、じっくり「振り返りましょう!」。学んだこと、できるようになったこと、伸びたと実感できること、成長できたことは、どんなことがあるか、じっくり確認しましょう。そして、自らの努力の積み上げの証(あかし)として、胸を張り、自信と誇りをもって、「一歩前へ、一段上へ」めざしましょう。
ただ、「振り返った」ときに、良いことばかりが浮かんでくるわけでは当然ありません。できなかったこと、伸び悩んだこと、上手くいかなかったこと、失敗したこと、時にはあまり想い出したくないようなことや、思わず目を背けたくなるようなこともあるかもしれません。そんな時、「もっとこうすればよかった、ああすればよかった」とか「どうしてあんなことをしたのだろう」とか「もっとよく考えて行動すればよかった」と後悔することがたくさんある人もいると思います。「後悔先に立たず」、後から後悔してもどうしようもないということです。
ところが、「後悔しない人間などいない」と思っています。どんな天才や秀才と言われる人でも、どんな努力家でも、「失敗したり、上手く行かなかったりしても決して後悔などしない」という人はいても、後悔するようなことが何もないなどということはありえない、そんな完全な人間などいないと思っています。
どんな人でも後悔するようなことはあるけれど、大切なのは、同じような後悔をしないように心掛けたり、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしたりして、後悔した経験を自分が成長するための自分自身への戒めとして活かしていくことだと思います。「ぼやいたり、なげいたり」ばかりの後悔ではなくて、「あ〜あ」といつまでもぐずぐず引きずる後悔ではなくて、後悔したことを「よし次は・・・、今度こそは・・・」と自分を奮い立たせ、「志」を新たにする絶好のチャンスととらえることが大切ということです。
「大切なのは、今日と明日!」昨日のことも、これまでのことも、過ぎ去ってしまったこと、終わってしまったこと。「だめだった」と思ったら、「よし、次ぎ!」。「昨日がだめだったら、今日!」、「今日がだめなら、また明日!」ということです。
人が成長していくために大切なのは、じっくり振り返って、しっかり「志」を立て、今日と明日を大切にすることです。
まずは、2学期の終業式にあたり、平成30年の「年」をじっくり振り返りましょう!