9月11日といえば思い出すのが、2001年9月11日にアメリカで起きた「同時多発テロ」です。「9.11」という言葉をいろいろなところで聞かれたのではないでしょうか？あのとき飛び込んできたニュース映像を観て（時差があるので日本では深夜だったと思います）、作られた映像ではないのかと思うような衝撃的なものでした。ニューヨークのツインタワーが象徴的なワールドトレードセンター(世界貿易センター)に飛行機が激突する映像は、本当に信じがたいものでした。以下、当日の時系列。
◆8:46アメリカン航空11便がワールドトレードセンター・ノースタワーに激突
◆9:03ユナイテッド航空175便がワールドトレードセンター・サウスタワーに激突
◆9:37アメリカン航空77便がワシントンにある国防総省に激突
◆9:59ワールドトレードセンター・サウスタワーが倒壊
◆10:03ハイジャックされたユナイテッド航空93便がペンシルバニア州に墜落
◆10:28ワールドトレードセンター・ノースタワーが倒壊
　ワールドトレードセンターが倒壊する映像は、本当にショッキングでした。このときのテロによって、ニューヨークだけで2753人の方が亡くなりました。その中には救助にあたった343人の消防士と救急救命士、60人の警察官が含まれています。このテロでの犠牲者の総数は約3000人です。かけがえのない人の命や大切な場所をこんなにも簡単に奪う「テロ」は絶対に許されるのものではありません。
　その後、その場所は記念碑や公園、博物館、ワンワールドトレードセンターなどが建設され、多くの方が訪れていると聞きます。今年も追悼式典等がコロナ禍の中、縮小されはしますが行われるとのことです。遠くからではありますが、お亡くなりになられた方への追悼の意を捧げたいと思います。
　今日で今年も「255日」が終わります。2020年は残り「111日」です。時間はあっという間に過ぎていきます。しかし、風化してはいけないこと、忘れてはいけないことがあります。これからも一日一日を大切にすること、感謝を忘れないこと、何より人を大切にすることを常に心に留め、「この時間」をかけがえのないものとして過ごしていきたいと思います。