【4月26日】小さなことの積み重ね
- 公開日
- 2021/04/26
- 更新日
- 2021/04/26
Kのつぶやき
昨日のトップページにも【速報】として載せた「野球部優勝」・・・本当に劇的な試合でした。優勝が決まった瞬間、全員で大喜びする選手とベンチ、その光景はなんとも感動的でした。私もつい興奮して「ヨッシャー!」とガッツポーズをして喜びました。山田先生や緒方先生と握手を交わし、その後の表彰式を、二人の後ろから見つめていました。こらえきれず声をあげて泣く山田先生、その隣の緒方先生の目にも優しい笑顔とともに涙が溢れていました。
思いおこせば、西畑運動公園野球場には、苦い思い出もあります。昨年秋の新人大会のときは、ここで大変悔しい思いをした野球部なのです。優勝候補と言われながら「勝つこと」の難しさを改めて知った大会となったのです。しかし、それから地道に練習に取り組み、11月には太宰府市の大会で優勝し、夏の大会の前哨戦であるこの大会に懸けてきました。そして、悲願の「優勝旗」を、全員野球で御陵中に持ってきてくれました。
私がベンチに入らせてもらって感じたこと・・・それは、顧問の山田先生・緒方先生と子ども達の信頼関係の深さです。先生の話を聞く子ども達の真剣な眼差し、思いに応えようとするその姿はやはり素敵でした。子ども達が先生のことを信じてプレーしているのが伝わってきました。
試合の中で子ども達にかける先生からの言葉は
「大丈夫、大丈夫!」
「オッケー、オッケー!」
「いいよ、いいよ、切り替えればいいんだよ」
「普段通りやればいいんだから・・・」
選手を信じ、選手を後押しするそんな前向きな言葉ばかりだからこそ、うまくいかなくて気まずそうにしていた子も笑顔を取り戻し、次のプレーへと元気に向かうのです。その結果の集大成が今回の優勝だと思うのです。そして、選手同士で、「俺たちなら絶対やれる」「お前なら大丈夫」と信じて言い合えるこの関係も素晴らしいと思います。その信頼関係も日頃の積み重ねの上にしか成立しません。互いを尊重し、日々切磋琢磨し頑張っているからこその信頼です。
イチローさんの言葉で、皆さんもよく知っているものがあります。
『小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています』
これからは追われる立場となりますが、野球部の子ども達には「ひたむきに」練習に打ち込み、今まで通り「日常の当たり前」そして、「小さなこと」を積み重ねながら、夏の大会へ向けて頑張ってほしいと願っています。
改めて・・・優勝おめでとうございます!!