学校日記

3月5日(金) 6年生が日帰りの修学旅行に行ってきました!

公開日
2021/03/05
更新日
2021/03/05

北っ子日記

 昨日3月4日(木)6年生が、日帰りの修学旅行に行ってきました。

 新型コロナウイルス感染症対策のため、延期に次ぐ延期で、結局長崎への1泊2日の旅行は叶いませんでした。そこで、もし緊急事態宣言が延長になっても、雨が降っても、実施できる、少しでも充実した内容をと、計画したものでした。

 まず初めに「大刀洗平和記念館」に行きました。子ども達は、自分達と大して変わらない17歳前後の少年達が、特攻兵として出撃して多くの命を落としたことを知り、驚きを隠せない様子でした。ある児童の、「…やっぱり命って大事なんやなあ…。」というつぶやきから、原爆資料館とはまた違い、より身近に平和の大切さを実感することができたのではないかと感じました。
 またここでは、館長様から、子どもたちの挨拶の仕方や講話を聞く態度が大変すばらしいと、ほめていただきました。校外に出た子どもたちの姿を、このようにほめていただくのはとても嬉しく、また、誇らしいことでした。

 昼食は、「原鶴温泉泰泉閣」でいただきました。ちょうど子どもたちが到着する頃を見計らって、熱々のハンバーグランチを準備してくださっていました。感染対策が十分に講じられた中、旅館の方の温かいもてなしと共に、おいしくいただきました。ご飯をおかわりしながらもりもり食べる様子に、次に予定している「イチゴの食べ放題」はお腹に入るのかと心配になりました。

 午後は、うきは市の「春光園」でイチゴ狩りをしました。初めに、うきは市で果物栽培が盛んな理由やイチゴ作りのポイント、おいしいイチゴの見分け方などのお話を伺いました。その後、暖房のよく効いた温かいハウスの中に入り、「あまおう」「紅ほっぺ」「あきひめ」「かおりの」「恋みのり」の5種類のイチゴを食べ比べていきました。どの子もにこにこ笑顔で大きなイチゴをほおばり、「しあわせ〜」と口々に言っていました。イチゴが苦手だと話していた子まで、「40個食べました!」などと嬉しそうにしていました。各家庭へのお土産のイチゴも大事そうに抱えて持ち帰りました。
行き帰りに通った朝倉路では、平成29年7月の九州北部豪雨の復旧工事が行われているところを目にすることもできました。

 一日の行程ではありましたが、多くの学びあり笑いありで、充実した思い出をつくることができたのではないかと思っています。