校長発信「大好き!下大利小」 NO194
- 公開日
- 2021/02/18
- 更新日
- 2021/02/18
お知らせ
「集い学ぶ意義」
学校にみんなで集まり、一斉に学ぶ。コロナ禍で通学できない日常を
経験した今、今までの常識が問い直されています。ICT環境が整い始
め、一人一台タブレットが、公教育でも整備されています。
文部科学省の調査では、昨年度不登校の児童生徒数は、約18万人で
す。5年前、民間のフリースクールで多様な学習活動を認める「教育機会
確保法」も成立し、学校以外での居場所がもつ意味も見直されています。
「それでも学校に行く理由は何か?」と問われたらどう答えるのか。
それは、社会の縮図として、多くの考えが違う人と触れ合うことで、
いろいろな価値観を学ぶことだと思います。多様性が求められています。
また、直接体験の重要性です。バーチャルな世界やパソコンの画面を
通してではなく、五感を使った感動あるものがそこにはあります。
空気感もあります。新潟の小学校では、「ひとりぼっちをつくらない」と
いう学級での取組が新聞に紹介されていました。
学校に行くことができない経験をしたからこそ、学校にしかできない
経験を多く積み重ねていきたいと思います。