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【9月14日】成長

公開日
2023/09/14
更新日
2023/09/14

校長のひとりごと

 2年生は、昨日の振替休日があけ、本日1校時は体育館にて全体での事後学習会が行われていました。時間の都合でできなかったレクレーション等の表彰を行ったあと、各実行委員からのメッセージでした。
◆修学旅行で学んだことをこれからの学校生活でいかしましょう。
◆皆さんが協力してくれたおかげで仕事をスムーズにすすめることができました。
◆失敗もあったけど、最後はみんなが頑張ってくれて、笑顔で終わることができたのでよかった。
◆自分はリーダーとしてまだまだ足りなかったけど、みんなが協力してくれてうれしかったです。
◆自分自身もみんなもステップアップできた修学旅行になってよかった …など
 悩んだり苦しんだりしたこともあったけど、「やりきった」「頑張った」という充実感と満足感でいっぱいの実行委員の子どもたちでした。堂々と話している姿からも、その成長を見ることができました。
 子どもたちの話のあと、東寛香先生、吉村まゆみ先生、空閑裕明先生、大塚亜紀子先生から、以下のような内容の話がありました。
■今回学んだ「役割を果たすことの大切さ」をこれからの様々な場面でいかしてほしい。
■「先を見通す」ことの大切さを学んだのではないか。これからもそれを意識して行動するとさらによいと思う。
■修学旅行で、皆さんのよさをたくさん見つけることができた。みんなの笑顔を見ながら心がほっこりしたし、とても素晴らしい修学旅行になってよかった。
■1日目、2日目、3日目…と日に日にみんなが成長していく姿を見られてよかった。

 最後に学年主任の篠原重治先生からは、
「1年生のときと比べるとずいぶんと成長したみんなの姿が見られて本当によかったです。みんな、素晴らしかったです。“目配り・気配り・心配り”もずいぶんできるようになったと思います。“心配り”とは、自分の行動によって人が喜ぶことだと私は思います。そんな行動がこれからもっともっと増えていくことを期待します。それとあいさつ。ただ声が大きいとかではなく、心のこもった素敵なあいさつができるようになるともっともっとよくなると思います」

 そんな先生方のお褒めの言葉と期待感あふれる言葉に、子どもたちも満足げな表情をしていました。そのあと、9月から転入してきた生徒の紹介、そして、古賀ひかり先生から、幸せな報告があり、子どもたちからのどよめきと拍手が起こっていました。自然と拍手ができることも、2年生の心が育っているからだと思います。
 今朝、生徒会改選の「公示」がなされました。この素敵な2年生から生徒会役員に誰が立候補するのか楽しみです。経験した人にしかわからない、やりがい、達成感、繋がりや大きな成長を味わってほしいと思います。誰しも初めては不安だし、うまくいかないこともたくさんありますが、全校生徒のために、みんなのために頑張ることができる生徒が立候補してくれることを願っています。

 技術者であり経営学者でもある田坂広志さんの著書、『未来を拓く君たちへ』の中にこんな言葉があります。

「夢」の実現に向けて思いを込めて歩むとき、
「願い」の実現に向けて力を尽くして歩むとき、
「成功」に向けて全身全霊での努力を続けるとき、
我々は、一人の人間として、大きく「成長」できる。
我々は、人間として、素晴らしい「成長」を遂げることができる。
だから君に伝えておきたい。
人生において、「成功」は約束されていない。
しかし、
人生において、「成長」は約束されている。

これからも
チャレンジし続ける子どもたちであってほしい…
努力し続ける子どもたちであってほしい…
可能性は“無限大”なのだから…