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【5月22日】きっとできる!

公開日
2024/05/22
更新日
2024/05/22

校長のひとりごと

 体育祭、本当に感動しました。トップページに子どもたちの頑張っている様子を写真で一部紹介しましたが、改めて「一生懸命はかっこいい!」ということ、「一生懸命に人は感動する」ということを子どもたちから教えてもらいました。何度も心が震えました。本当に子どもたちに感謝です。
 そして、毎日毎日、朝早くから夜まで様々な準備をしたり、子どもたちに粘り強い指導や支援をしたりした先生方にも心から感謝します。総務委員長(職員の実行委員長)の篠原先生はたくさんの先生からねぎらいの言葉をかけられ、それに対してこうこたえられました。
「いえいえ、先生方のおかげです。私の方がありがとうございますです。先生方がそれぞれの役割の中で本当に献身的に動いてくださったから、練習から本番までスムーズに進めることができました。改めて先生方に助けられたと心から思います。先生方のおかげで、子どもたちもあんなに素晴らしい姿になったのだと思います」
 まさに「チーム大東」であったからこその成功だったと思います。子どもたちに負けないくらい熱く頑張ってくれた先生方に本当に感謝いたします。ありがとうございました。
 さて、経営コンサルタントで作家の池田光さんの著書『中村天風 折れない心をつくる言葉』からです。

■どんな場合にも、「こまった」「弱った」「情けない」「悲しい」「腹がたつ」「助けてくれ」なんていう消極的な言葉を絶対に口にしないことです[中村天風]
 人にはもともと、健康で幸せな人生を送れるだけの生命力が具(そな)わっています。生命とは、生きて生きて、ひたすら生き抜くパワフルなものです。積極的なのです。だからと言って、人の考え方も積極的であるとは限りません。むしろ、消極的であることが多いのではないでしょうか。その結果、生命の内奥深くにある、誰にも具わっているはずの力(潜勢力)が顕在化することはありません。…(中略)…
 マイナス対処法のひとつは、言葉に気をつけることです。言葉は、観念に影響します。マイナスの言葉を口にすると、観念を通じて、そのマイナスどおりの結果が表れます。天風は、「こまった」「弱った」「情けない」「悲しい」「腹がたつ」などというマイナス言葉をしてはならないと教えます。たしかに、「こまった」「弱った」「情けない」と言っても、その言葉によって、困った事態も、弱った事態も、情けない事態も解決するわけではありません。「悲しい」「腹がたつ」と言っても、悲しさがなくなったり、腹だちがおさまったりするわけではありません。むしろ、言えば言うほど自分が損するだけ。それよりも、積極的な言葉を口にするほうが気分がよくて生産的です。

 いろいろな方が「言葉は現実化する」と言われます。「アフォメーション」という言葉もあります。これは、自分の理想やポジティブな未来や目標達成した状態を思い描き、言語化して繰り返し自分自身に言い聞かせる。そして自分の潜在意識に働きかけてよりよい方向にしていくというものです。
 要するに「ダメだ、できない、無理…」などのようなマイナス思考になっていけば決してよい方向にはならず、ますます悪い方向、望まない方向へ進んでいく。逆に、「きっとできる!乗り越えられる!何とかなる!必ずよい方向にいく!…」などとポジティブ思考で自分自身にも言い聞かせ、努力し、行動していくことでよい方向へと転じていくということです。「言霊(ことだま)」という言葉もあるくらいです。
 子どもたちはこれまで、何度もつまづいたり苦しくなったりしても、「絶対やり遂げる!」「絶対成功させる!」「私たちならできる!」と思い直して頑張ってきたはずです。先生方も「あなたたちならできる」「君たちはもっとできる!」「必ずできる!」、そう信じて子どもたちを励まし、支え、アドバイスをしながら体育祭本番を迎えました。そしてあんなに素晴らしい体育祭を創りあげました。この子どもたちならもっとできる!きっとできる!まだまだ伸びる!そう確信しています。これからも大東職員一丸となって、子どもたちと共に毎日を精一杯に生きていきたい!、そう思います。