最近の記事はこちらメニュー

最近の記事はこちら

【6月22日】先生方も頑張っています!

公開日
2023/06/22
更新日
2023/06/22

校長のひとりごと

 昨日は二十四節気の「夏至(げし)」でした。この日は太陽が真南に来たときの位置が1年で最も高くなります。北半球では昼が最も長く、夜が最も短くなり、影の長さは1年で最も短くなる日です。
 夏至には各地方の様々な風習があります。静岡県などでは夏が旬の野菜である冬瓜(とうがん)を食べる風習があるそう(※冬瓜は、夏に収穫しきちんと保存すれば冬まで保存できることが名前の由来)。また、大阪近郊では、タコの足のように稲の根がよく地面に広がりつくことを願って、タコを食べる風習があるとのこと。関東地方は新小麦で餅を作り、神様に供えるという古来からの習わしもあるそうです。島根県や熊本県にも、小麦の団子やまんじゅうを供える風習があるなど、様々。
 世界を見渡すと、イギリスでは、イングランド南部にある古代遺跡「ストーンヘンジ」で行われる「夏至祭」というものが有名。ストーンヘンジは、紀元前2500年頃に神殿として建てられたといわれているのですが、遠い昔から夏至の日を祝う場所として知られているそうです。スウェーデンでは、夏至を夏至祭(ミッドサマー)として華やかに祝うそうです。クリスマスの次に大きなお祭りといわれており、なかにはクリスマスよりも重要な日と考える人もいるとかいないとか…。
 太陽や自然は、神聖なものであり、特別であったことがわかります。

 さて、本年度から若い先生方を中心とした勉強会を計画的に行う「校内OJT(On the Job Training)研修」を教頭先生がコーディネートしながら進めていくことにしました。日頃より私たち教師は、様々な研修や自主的な勉強を通して専門性を高め、子どもたちの指導や支援にあたっていることはもちろんなのですが、今年度、限られた時間の中で計画的・組織的に行う+αの研修(勉強会)を実施します。その取組の一つが「ミニ講話(研修)」です。中堅やベテランの先生方が、講師となって若手の先生方に30分程度の講話等を行っていくものです。
 昨日放課後行われた第1回は、指導教諭の小峠博亮先生による「評価」についてでした(※下写真)。若い先生方だけでなく、ベテランの先生方も自主的に参加してくださって有意義な勉強会になりました。現在、年間5回ほどが計画されています。このことをきっかけに、先生方の横の繋がりも深くなり、互いに学び合い高め合い支え合う関係にさらになっていけばと思っています。そのことが、結局は子どもたちのよりよい学びに繋がっていくと私は思います。
 8月実施予定、第2回のミニ講話の講師は、なんと私です。お題は「合唱指導について」とのこと。「10月に行われる『合唱コンクール』への取組の参考になる話をしてください」…と教頭先生に言われています。音楽の専門家でもない私が、どのように子どもたちに関わり、様々な困難を乗り越え、本番のステージを迎えてきたかを話そうと思っています。少しでも先生方の参考になればと引き受けましたので、それに向けて資料等準備して臨みたいと思います。私自身も先生方と共に考えることで、私自身の「学び」になります。こういう機会を与えてくださる教頭先生、ありがとうございます!