最近の記事はこちらメニュー

最近の記事はこちら

【5月2日】挑戦

公開日
2025/05/02
更新日
2025/05/02

校長のひとりごと

 今日も遠越段さんの著書『すごい名言』から、「負けは再挑戦のスタート地点となる」を紹介します。


『私は、失敗を受け入れることができる。しかし、挑戦しないことは受け入れられない』(マイケル・ジョーダン[プロバスケットボール選手/アメリカ])

 「負けました」「私が間違っていました」と素直に言える人の中で、その負けた原因、間違っていた理由を見つめた後、修正と工夫をし、自分を変えられる人ほど強くなる。だが、これはけっこう難しいことでもある。そこを、自分のやりたいこと、生きる道、夢翔希望などをしっかりと定め、強く意識することで、強い自分になる。こういう生き方を身に付けたいものだ。

 将棋の谷川浩司永世名人も言う。

「『負けました』と言って頭を下げるのが正しい投了のの仕方。辛い瞬間です。でも『負けました』とはっきり言える人はプロでも強くなれる。これをいい加減にしている人は上には行けません」

 また、ヘンリー・フォードも失敗した人を励ます。

「失敗とは、よりよい方法で再挑戦するいい機会だ」


 言わずと知れた「バスケットボール界の神様」、マイケル・ジョーダンの言葉、いくつか紹介します。


◆誰もが才能を持っている。でも、能力を得るには努力が必要だ

◆成功は、やみくもに追い求めるものじゃない。それに向かってたゆまない努力を重ねるものだ。そうすれば、成功は思いがけない時にやって来る。それがわかっていない人が多いんだ 

◆私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ

◆障害があなたを立ち止まらせることはない。壁にぶちあたったら振り返りあきらめてはならない。どうにか壁を乗り越える、突き進む、回避する方法を考えるんだ

◆何かを始めるのは怖いことではない。怖いのは何も始めないことだ

◆成功することを学ぶには、まず失敗することを学ばねばならない


 マイケル・ジョーダンの言葉に共通することは、「常に努力し続けること」「チャレンジし続けること」「失敗の先にこそ成功があること」がわかります。そうやって誰にも負けない努力とたくさんの挑戦と失敗を繰り返す中で、彼は多くの偉業を成し遂げたのだと思います。

 子どもたちにも無限の可能性があります。明日から連休で部活動や社会体育などでも練習や試合などで頑張る子どもたちがたくさんいるはずです。うまくいかないこと、なかなか結果がでないことがあっても、諦めることなく努力を続け、チャレンジし続けてほしいと思います。それが、子どもたちそれぞれの成長に繋がります。その先にこそ、勝利があり、成功があるのだということを心に留めてほしいと思います。

 そして、いつも言っていますが、私たち大人はその努力を認め、励まし、子どもたちの挑戦を心から応援しなければと思います。


(ひとりごと 第1009号)